8.1 放物線2ヒンジリブアーチの影響線
a.
影響線 アーチの軸線を図8.30(a) のように,支点
を原点とする直行座標の放物線を式(1)で表わす.
(1)

式(8.8)をEIC cos
=EIc 、Acos
=ACとおくいて整理するとHは式(2)のようになる。
(2)
式(2)の分母の第1項は

また,同じく分母の第2項は,次の関係式,すなわち
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から

上式中
とおけば
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の関係があるから,ゆえに

のとき
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∴ ![]()
のとき
, ∴ ![]()
のとき
を級数展開して
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さらに,近似的に
が十分小さければ,次のようにおく.
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単位荷重が
のところに作用しているとき,ξ点の
は

∴ ![]()
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したがって
(3)
影響線は
の4次式となり,図12.8(b)のようにえがける.
b.曲げモーメント
影響線
式 (8.6) の第1式より
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は
を単純ばりとしたときの
断面の曲げモーメント影響線で,これから
影響線に
を乗じたものを差し引いて,
影響線を図(c)のようにえがくことができる.
c.軸力
影響線 式(8.6)の第2式より
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は,単純ばり
の
点におけるせん断力影響線である.これと
影響
線とを組み合わせて,
影響線は図(d)のようにえがくことができる.
d.せん断力
影響線 式(8.6)第3式より
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同様の方法で,せん断力影響線は,図(e)のようにえがくことができる.